スカラー block-encoding: \(A=[0.6]\) に \(P(x)=x^3\)
最も単純な例では、対象行列は \(1\times1\) 行列 \(A=[a]\) である。\(a=0.6\) とし、奇多項式 \(P(x)=x^3\) を選ぶ。
\[ P^{(\mathrm{SV})}(A)=[P(0.6)]=[0.216]. \]この例は「QSVT は各特異値に同じ関数をかける」ことをそのまま表す。スカラーでは特異値と値の符号の扱いが見えにくいが、奇多項式なら符号付きの写像として直感的である。